200301_このご時世にハートブレイク
世の中がコロナウイルスで大騒ぎしておる中、いいトシして片想いに破れハートブレイク中のAkkoです。
わざわざそんなこと大公開しなくてもいいのに書いてしまうこれは、人生ネタだと思っている自分のキャラクターなのかそれともただ心が弱いだけなのか。これをわざわざ職場の先輩に報告してしまったら(ハートブレイク前も挙動不審すぎて仕事がおろそかに)、僕も嫁と喧嘩して気がかりなときは行動がおかしい、そんなのお互い様だ、と言われました。ああ、こういうこと言える大人になりたいな、といつも思います。
もちろんその片想いは今に始まったことではなく。3ヵ月、4ヵ月程度の継続期間でした。そのさなかにでかけていた台湾の写真(フィルム)も、北欧の写真(フィルム)も放置しっぱなしになりました。大人になったら、恋したくらいで生活に支障が出たり趣味さえ手つかずになったり、そういうのは本質的には嫌だと思っています。
ですが、4~5年マトモに恋していなかった私にとってこのたびの片想いは、理性からくる「こいつはあぶない、こいつとは合わない」という状況把握を全部押し流すくらい本能的で危なっかしくて、それでも気持ちを無かったことにはできず。無謀だと解っていながら、友達のアドバイスに従い格好を改善し、毎年乾燥し気味だった肌のケアに従来の何倍も時間をかけ、話せる時間にできるだけ会話しておこう付き合えることはないのだから、と一生懸命話をしたりしました。
結果は表題の通りですが、何もないより100倍良かったと思います。
もともとaikoが好きだったのですが、昨日ほんとうにひさしぶりにaikoのyoutubeを開きました。そこにあったのは、2.19 on sale 「青空」のMV。この曲の主人公は、人に言えない恋をしたのか、今日の冒頭に結構すごい歌詞が置いてありました。私の片想いは倫理的には全然問題ないものでしたが、無謀と解っていながらだったことを後から思い出して、久しぶりに、aikoを聴きながら声を上げて泣きました。
何もないよりは100倍良かったけど、寂しくも辛くもない、訳ではなく。
桜さく季節の前に数年ぶりの大きな失恋。
一緒に花見に行きたかったな、と思う反面、どうひっくり返しても付き合うことは出来なさそうな相手だから、思い出は増やさないほうが良かったんだ、という納得もしていて。
後から振り返って、これで良かったのだと思えるようにこれからも、ゆっくり生きていこうと思います。