リバーサルフィルムが好きです

PENTAX-KX(メイン)、Flexaret VI。最近ネガフィルム多め。ポジフィルム使ったことないけど現物見たい人にフィルム1コマ送ります問い合わせフォームからご連絡ください。 Instagram:akko0920jp

180319 ねむれなくなった&つぎやること

(多分)友人のビックリ話を聞いたことにより眠いのにねむれないAkkoです。たまにこんなことあるんですけど、まぁ眠れないものは仕方ないんで、朝までに少しでも眠れたらいいなぁ、くらいに思ってます。昔は眠れないことに焦って余計に目が冴えてしまい結局徹夜、なんてことも結構あったのですが、今は焦らなくなったので、なんだかんだ2、3時間眠れるようになりました。



ポジフィルム使いに戻るにあたり、やってみたいことが2つあります。


1つは、ただでさえ美しいポジフィルムをもっと美しく見る方法について。


もう1つは、ロモグラフィーのシンプルユース(詰め替え可能なレンズ付きフィルム)に、ポジを詰めてみること。もう春が近く、太陽も明るいので、日中という縛りにすればある程度使えるのでは?と思っています。勿論、別のカメラなどで露出見ながら撮りますけどね? 完全に、『サッと撮れる』写ルンですのメリット全て捨ててますけど、コンパクトフィルムカメラ高すぎて買えないので、これなら試せる人いるのではという算段。


はやく天気よくなれー

そしてはやく週末になれー

(あしたできればしごとしたくない!!)


Akko

180317_フィルムで記録した南米(その10) 最終回

本日、最後のネガの現像をしてきました。今日もキタムラさんで、今日は1時間で仕上がりました。

ところで、写ルンです39枚撮りの販売が終了になる、ということが2か月前にアナウンスされていたようです。27枚撮りも出荷価格ベースで30%の値上げ。これはあれですか、フィルムは常態的に海外から輸入しなきゃダメになっちゃうのですか?輸入すればいいなら輸入するけど、現像環境がどうなるか。。心配。。。

 

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南米旅の記録の最終回は、ラパスにある市民用ロープウェイ、Mi Telefericoを紹介します。

http://www.miteleferico.bo/

観光ロープウエイもびっくり、市民用で高低差800mくらいある長大なロープウエイです。おうちの屋根の上をずんずん進むので、遊んでいる子供も、干してある洗濯物も、歩いている人もかなーり見えます。日本でこれやったらものすごい反対が起きそうです。。見えすぎて。。。

 

今は、赤線、黄色線、緑線が営業していて青が工事中だったように見えのですが、テレフェリコのHP見ると、青の営業開始も間近なのかな?(青線の営業時間が書かれている)

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標高4000mくらいの地点からラパス中心部に一気に下る黄色線と、

 

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ラパス中心部から東に延びる緑線をハシゴして乗りました。

乗り鉄ならぬ、乗りロープウェーです。しかし、距離があまりに長くて、乗り物に酔いやすい友人が一人、完全に乗り物酔いになってしまいました。元気な子には楽しいルートです。

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(これは黄色線)

ところで、私たちは7人パーティだったのですが、このゴンドラは10人乗りで、地元の方も乗ってきました。でかいカメラを持った東洋人が7人まとめて乗ってて、全員がガシャガシャ写真撮ってる姿が相当滑稽だったのか、地元の方がスマホで「はしゃぐ私たち」をずっと動画で撮っていました。きっとFBかTwitterなどで晒されてるんだろうな。。。

 

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乗りロープウェーを楽しんだ日の晩、みんなで食事をとり、夜中12時半にタクシー拾って空港に向かい、7人パーティはばらばらに解散しました。

友人2号はそもそもタクシーに乗らずラパスの宿からバスツアーでペルー(クスコ)に戻り、あと3日滞在して帰りました。

私と友人1号は、あと一日をリマで過ごし、リマで料理を作ったり、タクシーが路肩をGo!したり、当該タクシーにぼったくられたりして、別々の飛行機でニューヨーク経由で帰国しました。特別仲が悪い訳ではありません。飛行機にかけられる予算が違うだけの話です(私格安、友人セレブ)。

友人3号~6号の皆さんは、ラパスの空港から飛行機に乗る前に「やばい、2時間以上のディレイの連絡来た。。。」とつぶやいていましたが、その後、色々あって、

ラパス→ボゴダ→ワシントンDC のはずが、ボゴダでの乗り継ぎの飛行機は待ってくれず飛んでしまって、別の空港を更に経由することになってしまいました。

結局、ラパス→ボゴダ→サンサルバドル→ワシントンDCのルートになってしまったそうで、ワシントンDCでホワイトハウスでも見に行くはずが、何も出来ずに宿泊だけして帰ってきたそうです。

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最初から最後まで結構トラブルだらけの旅だったなぁ。。という印象で、11年前の卒業旅行でやってしまった「起きたら世の中全部が1時間進んでた(サマータイム開始に気づかなかった)事件」以来の印象深い旅になりました。

これを超える旅はいつかできるのだろうか。

 

さて、明日以降から基本的にはリバーサルフィルムのブログに戻ります。写ルンです写真を紹介してきたので、ポジのデータ化したやつを載せてもなあ。。と思うので、基本的には透過光(太陽光)で見たポジフィルムを紹介していこうと思います。

 

引き続き、よろしくお願い致します。

 

 

Akko

180316_2_【私の一人暮らし】一人暮らしで起きたかなりのピンチとちょっと面白い事

Akkoです。飲み会から帰っての本日2個目の投稿です。このお題、私の一人暮らし。これは、私は書かねばならないネタがある。あるので、書きたくてたまらなかったのです。

 

私が一人暮らしを始めたのは、20歳のとき。通っていた大学が3年生からキャンパス移動ということで、最初からわかっていたことですが、20歳ちょっとで実家を離れ、一人暮らしを始めました。一人暮らしの背景とか、一人暮らしで楽しかったこととか、最初オバケとか幽霊とか怖くて寝るのちょっと怖かったとかそいう話も多々ありますが、私の一人暮らしの中で、自分史上多分最もピンチだったことと、自分史上ではなかなか面白かったことを紹介させて頂きたいと思います。

一人暮らし最初の物件には2年住んでいて、第2位も第1位も同じ物件に住んでいるときの出来事です。

 

あっ、結論からいいますと、一人暮らしするときは、頻繁に連絡を取り合う相手を、家族でも友達でもいいので持ちましょう、という教訓になっております。

 

 

【ちょっと面白い事】天井のシーリングぶらさがっちゃった事件

 

部屋の天井のシーリングのカバーの内側に、ちょっとした虫さんの遺骸がいくつか溜まってしまっていたので、いつも通り、部屋のテーブルの上に、発砲スチロールブロックを積み上げ、その上に立ってシーリングカバーをはずし、掃除をしていました。

今日ちょっと感触が堅いな、と思ったら、シーリングのカバーのみならず、蛍光灯が取り付けられている台座までもが一緒に外れてきてしまい、部屋の天井から電線がビヨーン、私の手元に明るく輝くシーリング、足元不安定、という冷や汗ものの状態になりました。

時刻は、あろうことか深夜2時。部屋くらいし、電気ついたままだし、このまま手を離したらシーリングの重さでもっと電線延びたり、切れたりしてしまっても嫌だし、かといって朝まで持ったままいられないし、、ああああとなった私、大あせりでサークルの後輩に電話。背中にシーリングライトを背負った状態で。

かくかくしかじかで、今やばい、と後輩に言ったら後輩ちゃんは冷静に

「とりあえず今夜中だから寝たらいいし、シーリングはとりあえず机の上に本とかタオルとか積み上げて支えといたらいいよ、あしたになったら管理スタッフさん来てくれるでしょ」とご指導してくださいました。

あ、そうか。。

 

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と落ち着いてその後は行動し、一晩、このような状態で寝ました。10年以上前のことですね。昨日のことのように覚えています。

 

 

 

 

【ピンチだったこと】一人なのにトイレに閉じ込められる事件

一人暮らしの部屋は電車の駅近くで線路が真横で、下着類を窓の外に干すのはためらわれる程度の都会にありました。そのため、部屋の中に洗濯ものを干していたのですが、部屋の中にも干す場所が特にある訳じゃなかったので、80cmくらいの幅の廊下で、トイレのドアの木枠と、その反対側の壁に、つっぱり棒を設け、そこに(結構軽いめの)洗濯バサミが沢山ついてるアレ、をひっかけて運用していました。

ある日、トイレに入ってドアを閉めると、ドスンという音がしました。まあとりあえずトイレすまそうと思って用を足し、イザ出ようと思ったら、ドアが開きません。

まさかの、つっぱり棒と洗濯ばさみのアレが複雑に絡み合い、トイレのドアと廊下の壁の間に突っ張ってしまったのです!!

 

トイレのドアが5cmくらいしか開かなくて、そこから、何かこうヤバい状態になってしまっているのが見える。

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えっ、これどうしたらいいの。。わいてくる冷や汗、最もヤバイ状態の想定、え、まさかここで誰にも気づかれない間に誰とも連絡とれずに大事件?、いやむしろこれ誰か気づいてくれるの?携帯持ってないから誰にも連絡できないし、密閉性高いから叫んだところで隣の人とか気づくかどうか。。てか水とか食べ物とか。。と、一瞬のうちにヤバい想定が結構頭の中に湧いてきて、パニック状態。

パニック状態の中、わたしはトイレに「トイレ掃除のブラシ」があることに気づきました。そうだ、これなら。。。。!

5cmの隙間から、たった30cmの棒でなんとか「洗濯ばさみが沢山ついたアレ」の枠をつっついてみる。動かない、動かない、やばい、どうしよう、ドアぶち割れるかな、いやいや新築アパートのトイレのドアぶち割るとかふつうに無理じゃね、えええやばいやばいやばいやばいやばいあああああああああ!!!!!!!

 

ズリっ

 

あっ、、あああああああああ開いたぁぁぁぁぁっぁぁーあーーーーーーかみさまーーーーーーーー!!!!!!!!(ほんと、冗談抜きでこんな感じだった)

一人でいるときは、どこに行くにも携帯を肌身離さず持ち歩く携帯ホリックになってしまったのには、一部にこのような背景があるのではないか、と思います。というかこっちのほうがインパクトが大きいのに、多分恐ろしすぎてなんでしょうけど、ちょっと夢心地なんですよ記憶が。。。いやでも確かにあったはず。もう夢でいい、ほんと怖い。

 

ってかこれほんと、万一開かなかったら今ごろ私どうなってるんだろ、、と考えると恐ろしく、私の一人暮らしキャンペーンで、このことを思い出し、昨晩とおとといの晩は寝る前にかなり寒気を感じて寝つきが悪くなりました。ああ、生きててよかった。楽しいことも苦しいことも、生きててこそナンボよ。ほんとに。。

 

という訳で、最初にも書きました通り、一人暮らしは自由きままで楽しくはありますが、若くても、事件に巻き込まれたり、事件なんて何もなくても上記のようなことが起こりえます。私より強烈な例では、隣人が部屋に入ってきそうになった、などという人も。。。

友人でも家族でも、ある程度連絡をよく取っていて、連絡が無いと、ちょっと「アレ?」って思ってもらえるような人間関係を作っておくと不安が減ると思います。せっかくの一人暮らし、宅飲みをするとか、お友達を部屋に招いて語りあかすなど、交友関係も豊かにして、安全で楽しい一人暮らしライフをお過ごしください。

 

Akko

180316_最後のネガ現像は明日、そしてポジ7本の現像終了

最後の「フィルム南米10」の更新が滞っております、Akkoです。

 

いやね、シンプルユースに詰め替えたネガフィルムが最後の1本なんですけど、、、シンプルユース、詰め替えると、残り枚数カウンターがズレてしまうので、最後の1本、あと何枚あるのか全く分からなくなってしまい、現像に出すに出せませんでした。残り3枚ならサッと出してしまっていいが、さすがに残り12枚あるフィルムを出すのは勿体なくて。。この水曜日にやっと撮り終わったので、明日、現像に出してきます。

 

そうこうしている間に、ネガ7本(うち南米のブローニー6本)が本日現像上がりで届きました。南米はもう1本がまだLubitelに入っているんですが、最後の1本を撮りきるのはいつだろうか、、、でも、6本は、まあ思っていたよりは撮れていて良かったです。なんてったって、露出の参考にしていたデジカメが、つけるレンズによって同じF値同じssでも全然露出が違うということに気づいたのが旅の終盤なので、半分以上まともに撮れていない可能性があったのです。これだけ写ってれば万歳です。けど、現像上がりを見て、機会があればもう一回南米に行きたいなあと思ったのも事実です。現実的ではないので、当面は「四国のウユニ」を目指そうかと思いますが。。

 

とにかく、フィルムで記録した南米、の最終回は明日(ないし明後日)、それ以降は

【リバーサルフィルムで記録した南米】

のスタートということで、ついに本ブログの本領発揮となる見込みですので、またお暇に応じてみていただければ幸いです。随時、それが終わったら日常系に戻ります。しばらく旅ブログですね。

 

 

今日は、どうしてももう1つ書きたい記事があるので書きます。

 

Akko

 

 

180308_フィルムで記録した南米(その9) 

旅から戻って以来、すっかり写真を撮っていないAkkoです。

最近、写ルンですの有用性に気づいてしまいました。一眼と比べて明らかに軽くて小さな写ルンです、仕事が慌ただしくてカメラもとう、撮ろう!って思っていない日でも、カバンに入れておける。あっ今日夕陽キレイ、と思ったらさっと出して撮れる。スマホともちょっと違う集中力で撮れる。いいねえー。

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こっちのブログに旅の記録を続ったのは初めてでしたが、どかっと同じフィルムの同じようなテイストの写真を並べると、雰囲気が統一できていいですね。今日まで過去8回にわたってお送りしてきた南米旅ブログ、(リバーサル)フィルムが好きです、ですが、本日とあと1回(未現像)を持って旅は終わり。あとは「リバーサルフィルムが好きです」に多分戻ります。

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ボリビアの「行政・立法府のある事実上の首都」ラパスです。憲法上の首都はスクレだそうで。。。(Wikipediaより) いろいろ混乱があったのだなあ。

ラパス - Wikipedia

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サン・フランシスコ教会のめちゃめちゃ近くに宿を取り、ウユニから戻ってきた日と、その翌日の2泊しました。すり鉢状の街として有名らしいラパスの、宿はほとんど底。あっちに行くにも、こっちに行くにも激しい上り坂。かつ、標高は街の中心部で約3600m。つまり、富士山のほとんど頂上近くでみんな暮らしています。ちょっと歩くとすぐ息が切れるので、ゆーっくり歩きます。

 

街の通りの奥には、空ではなくて家が見えます。ラパスの空港は標高4200mにあり、だいたいそのあたりまで民家が続いています。しかし、標高が高く中心部から離れるほどに住民の方の所得は下がり。。。貧しくて、危ない地域になります。ラパスの夜景はきれいだと有名なのだけど、ちゃんと整備された場所以外は「タクシーの人も停車するのを躊躇うレベルの治安」。整備された公園でさえも「みんなでかけて車に一人残ってるとガラスぶち割られたら終わり、レベルの治安」ということで、ラパスの街での独り歩きは絶対NGです。女子は当然、男子も油断してはいけません。観光客も多く、通りは一見そこそこきれいなのだけど、ここは南米で最も貧しい国なのです。

 

ウユニの大流行によって国が少し元気になるなら、それはいいことかなと思うのだけど、まだ普段のくらしまではお金が回っていない感じがするね、という事になりました。まずはやっぱりインフラなんだな。道路ができて、空港が広がって、キレい目な観光バスが投入されて。最近は、同じ場所を何度か訪れる旅のスタイルになりつつありますが、こういう国は、定期的に来ることがもしできるのなら、その変化を見つめるのはとても楽しそうだなあと思います。

 

Akko

 

 

 

 

180307_フィルムで記録した南米(その8)

妹と母親が花粉症発症しているので、自分もいつか発症するのではとドキドキしているAkkoです。今年は発症した感じは今のところありません。このまま花粉症なんかならずに過ごしたい。。

アメリカもう半年滞在していいよ、の間に、えーそんなん無茶やろ的な資格の取得を業務命令されました。どんだけ勉強したらいいんだろうか。前回知り合った天才君は1発合格していたけれど、あいつと私じゃポテンシャルが違いすぎる。。。

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ウユニの夕暮れは、、、今回は条件が悪かったと言わざるを得ない。水面が波立ってますからね。。。遠浅の海にも、見えなくもない。デジタルのほうでは、一応水面に映る夕陽が撮れたりして、そのくらいまですればウユニっぽくなるけどなぁ。。

夕方はこれで、夜間はずっと雨でウユニの星空は見えず、翌日の朝やけは、朝5時45分出発でポイント移動という制約上、とおーーーくからしか見られませんでした。走りながらよ。目の前に、朝焼けが反射したピンクとオレンジのウユニがあるのに。もう無念過ぎて。。これを見てしまったので、もう一回行きたい、となってしまった訳です。

 

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翌日朝5時45分に出発して、ウユニ塩湖の北側から、ふつうにウユニの街から塩湖に入る人があつまるコルチャニまで移動します。行きと同様、帰りも当然5時間近い運転になるのですが、一昨日の、「雨の中、日没後」の道中とはもう全然違う。Mt.トゥヌパの左側を回り込んで塩湖の東に出たのですが、1時間近い未舗装道路を走る最中はもう絶景だらけです。

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道路の左右に延々と広がるキヌアの畑。写真じゃまったく伝わらない。目を離すのが惜しい、南米の青空と広い風景。

 

未舗装道路を抜けてまたしばらく走ると、地図上はまったく湖などないところが大雨で湖になっていました。多分、普段は湿地だと思います。そこで、遠くにフラミンゴが沢山いるのが見えて車を止めてもらうと、停車したここがまた絶景でした。奥に見えるのが、昨日あのふもとに泊まっていたMt.トゥヌパ。

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水たまりに浮かぶように立つ、私好みの、貧弱な電柱と電線。

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千と千尋の神隠し、の列車のシーンみたいな風景でした。水は透明じゃありません。昨日の雨からなる茶色い水ですが。。

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夕陽をみたその日、実はその夕陽の北側にはもう遠くから真っ黒な雷雲が迫って来ていました。当然のごとく夜は雨。。と思いきや、たった30分くらいだけ雲が晴れて、すごい星空が顔を出しました。空が本当にくらいので、私のようなド近眼(眼鏡かけても両目で0.7やっと)でさえ、天の川がハッキリと見える。写真に撮らなくても、肉眼で。ちょっとぼーっとしている間に雲がやってきてしまったので写真は撮れませんでした。チャンスは1回きりでしたね。あとはずっと、信じられないくらいの雨です。

 

夜中、雨が降りすぎてなのか、雷のせいなのか、宿の施設が全停電しました。日本だったら、停電してもまあ街灯とかあるのですが、ここは本当に人工のあかりゼロなので、一切のあかりが無い状態でしばらく寝てました(夜中3時とかに気づいたけど、まあ暗いし焦っても仕方ないので寝てた)。

さらに、ここの宿は1部屋1棟の(しょぼい)コテージタイプなのですが、

・私の部屋は入り口の扉付近からの水漏れ→友人のスーツケース濡れてた

・友人の部屋は雨どいがはずれて隙間から浸水、床に水がびしょびしょ

 しかも部屋に置いてあった塩のテーブルと塩のイスのうち、塩のイスが「ずずず」という音を立ててぶっ倒れる

という事態が発生しました。友人は、怖すぎて、とりあえず服を着ていつでも脱出できるようにして夜を過ごしたと話していました。これが今年の大雨のウユニの状態です。。

 

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この日のウユニは、じつは先日のブログに出した青空のウユニです。ウユニにて昼を2回過ごしましたが、1日目は結構雲が多かったので今回写真出しておりません。

ウユニ塩湖付近で2日すごし、夕方には空港に到着、そこからラパスに飛行機で戻りました。次回はラパス市内の様子をお届けして、南米旅の紹介は終わる予定です。

 

 

時間なさすぎて、リバーサルまだ現像出しておりません。。。

 

 

180304_フィルムで記録した南米(その7)

私の"明日"は数日後のようである、Akkoです。前にもこんなことありました。明日とか言って10日くらい放ったことが。趣味で書いてるだけなので別にいいのですがね。ウユニを引っ張った訳じゃないんです。金曜日の夜から夜行バスでちょっと出かけて、また夜行バスで帰ってきたりしていましたら、やっと書ける~って感じです。

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さて、昼のウユニです。

今年のウユニは本当に大雨が過ぎる、という天気で、ウユニ塩湖に居る2泊どちらも、夜間にびっくりするほど雨が降り、なんなら雷も鳴るような状態でした。雨雲レーダー見ていても、雲が後からあとからやってくる。。。そんな中でも、昼間は(晴れ男、晴れ女のお陰で)なんとか晴れまして、The UYUNI の風景を見ることができました。本気だしたらこんなもんじゃない、というのは良く解っていますが、天候次第では全くこういう風景が見られない場合も、もちろんあります。鏡張りを目指して雨季に行くので、雨と超曇りで終わる場合も、そりゃあある。そんななかで、数時間でも、The ウユニが見られて良かったかなと思います。

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(↑ガイド氏。22歳、だったかな?)

 

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(↑友達。後姿借りるよ)

 

ウユニには目立つ色のウインドブレーカーなりレインコートなり用意したほうがいい、ということで、私と第2友人と第5友人がピンクの服を持って行っていたのですが、私が一番きれいだなあと思ったのは、この写真の彼女が着ている「黄色」ですかね。青空に爽やかに映えて、良かったです。次回があるなら、黄色持っていきたいなあ。

ただ、塩湖全体、水がザバザバだったので、今回の旅では、ウユニ(乾燥地域)の定番であるトリックアート的なものは全くやりませんでした。(ハード過ぎてそれどころじゃなかったという話も。。。)

 

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ほんの小さなさざ波が立っているので、ミラーとはなりませんでしたが、まあ雰囲気だけ。。

 

なお、何枚も撮ったデジカメのほうには、もっと「THE UYUNI」な写真があったのですが、そこいら中で検索できるウユニよりも劣る感じなので、私のほうでは紹介しません。ステキなブログがだくさんあると思うのでそちらをご覧ください。

フィルムのウユニはまだそんなに多くないと思うので、特に解像度が高い訳でもないアナログカメラの写真を通じて、見てくださる方ご自身の勝手なフィルターを介して、ちょっと妄想空想でウユニにトリップして頂ける機会になれば幸いです。

 

一応、ポジフィルムでウユニ撮った例はまだそんなにないと信じているのだけど。。。ちょっと問題が生じて、上手く撮れたかわからない状態です。

というのも、私は露出計を持っておらず、いつも二眼ルビテルで撮影するときには、一緒に持っていくデジカメか、フィルム一眼の露出計を頼りにしています。今回、デジカメがあったのでそれを使って露出を合わせていたのですが、、、

今回旅に出るにあたって新たに調達した「10-20 SIGMA F4-5.6」と、普段よくつけっぱで撮ってる「Pentax DA 50mm F1.8」同じf値にしているのに明るさが全然、全然違うということに途中で気づいたのです。旅の開始からずっと10-20で撮影していて50㎜は殆ど使わずウユニまで過ごしました。それもしかも、50mmを使うことにしたのは、ほんとに旅の最後のほう。

普段は50㎜のほうがカメラについていることが多く、同じf値合わせで撮ったときには、50mmのほうではものすごく明るく写る。ということは、かなり白い仕上がりになってしまったものがかなり多いと見ています。

その差に気づかなかった私。いや、f値同じなんだから、まったく同じにしろとは言わないが、これはちょっと違いすぎだよね。。という感じで、遠く南米の地で、かなり痛い失敗をしたのかもしれません。

今日ついに現像に出そうと思いますが。。できるだけ多くの枚数がすくえますように。。ちなみにブローニー8本ほどあります。

次回は夕方のウユニなど。

 

Akko