161205 今日はデジ
写真の価値がよくわからなくなった私だけど、友達の写真には思うところがいくつもあって。
友達の、Akinaちゃんは、写真を「ものすごくきれいに」撮る。色合いが、Akinaちゃんにしか出せない色使いでいつもうらやましいと思っていた。私は、デジタルでもプリセットのホワイトバランスしか使ったことが無かったけど、Akinaちゃんは、撮りたい場面ごとに手動でホワイトバランス調整してるって言ってて、びっくりした。
撮りたい色に撮れたとき、が幸せなんだそうだ。
そして、カメラで色合い作って、撮って出し。ほんとにすごいと思った。
で
私もやってみるようになった。どうやら今の私は、青緑がどツボらしいことが解った。以下はどれも、家から20mの所に生えてた植物。奥はフェンス。
Instagramに使ったらましかくになった。
ほわーん。
草しか生えてない地面に座って、色合わせするために長時間座り込む私。妖しさMax。
気に入ってしまったのでプリントした。
ピクトリコ ホワイトフィルム はがきサイズ。20枚で1380円!たっか!!!
でも、表面つるっつるで、透明感があってとても気に入っている。
そんな週末は出かけるのでフィルムカメラ持ち出します!
161204_晴れた空にあの日の風景
provia100F、Lubitel166+撮影 のフィルムを晴れた空にかざしてPentax K-30で撮影。
なんだよ、綺麗すぎかよ。これがあれば、曇りの日も晴れにできるな。曇りの空は白く飛ばして撮影しておいて、いつかの青空(リアル)と合成。
やっと少し落ち着いた、、と思ったのだけれど、仕事ウッヒャーなってた時にやっていなかったプライベートの用事がたまって、あまりヒマにはなってない。
またフィルム撮りはじめなくちゃな。バルーンから帰ってきたら仕事が慌ただしくなったから、バルーン以降、フィルム撮ってない。デジタルばっか。
少しデジタルに逃げます。。
161123_films on light box !!
(provia 100F:Lubitel 166+)
自分としてはプロビア初のブローニー!
早く土日に晴れてほしい! このブローニーの角島大橋とバルーンを冬の空にかざして写真とって(デジでね)『どこでも角島大橋のつもり』と『どこでもバルーンのつもり』をやりたい!!!
や、まあ、空に移したブローニーをもう一度35㎜で撮るという話も。。。
下のproviaと同じような露出設定で撮影したのだけど、空が白く飛んでしまいましたね。proviaが感度低めなのか、precisaが高めなのか。。。
明け方のオレンジの空と水面はこのフィルムできれいに撮れました。生のフィルムは、フィルムのつやが水面のつやと重なってヨダレ。(とはいえ、比較対象がないので気分の問題でしかないが)
それとは対照的に、青い空の色は絶対的にproviaのほうが好み。
(provia100F Pentax-KX)
秋の晴れた空と、角島大橋の青はproviaですごくきれいに撮れた。これからも、晴れた空と南の島の青い海はproviaだな。だがしかし運用コストがこれが一番高い。1本1300円くらいする。
RolleiとAGFAで済むものは済ませたい。。冬の空と、枯れ木とか雪とかはどのフィルムで撮るのがいいかなあ。
161119_うっかり多重露光
Instagramのカラーフィルター、使うとそれだけで上手く見える写真になってしまうから最近使わないようにしているのだけど(=過度に加工した写真はCGであるという持論により)、今回は使いました。フィルムのBlogだけどすみません、半CGです多分。
デジタルメインで撮影していたので、シャッター押したら次の絵が写る、のに慣れてしまって、Lubitel使うのに、巻き上げ忘れを3回ほど。。(うっかりしすぎか)
でも、思いのほか、面白い多重露光になってよかった!友人に「こんな柄のロールカーテンが欲しい」と言われてちょっとうれしい。
同じ写真の、別のカラーフィルタ。印象違う。
コットンペーパーに印刷してみたいな。最近「紙沼」なるものも知りました。紙選びにこだわっちゃう人の事らしいですね。
半年くらい前、ヨドバシのプリンタ用紙売り場に行って、初めて、高級な紙というのがあるのを知りました。そこに飾ってあった、特になんてことない夜桜の写真。ピクトリコのホワイトフィルムに印刷されていたサンプルが、まっさかキレイで、鳥肌立った。試しに、はがきサイズのを買ってしまった。20枚、1380円。高い。。。いつ使うのだ私は。。。
161109_克服
佐賀インターナショナルバルーンフェスタを楽しみにしているうちに、そして仕事もなかなか詰まっている間に、10月が去って、11月になった。
10月1日付で私の目の前に移動してきた私が嫌い猛烈に苦手な同僚のことを、私は約1か月かけて風景の一部にすることに成功した。同時にこれは、私が、自分史上最低だった4~3年前のある時期を克服できたということかな、と思う。
同僚その本人自体には、今は特に嫌がらせをされている訳ではなかった。ただ、4年~3年前、私がもはや会社員脱落寸前だった時期に、何の因果か飲み仲間(4,5人のグループ)であったこと、そして飲み仲間だけど「友達」って訳でもない、という不思議な人間関係だったので話がこじれた。
同僚は、脱落寸前だった私に、キメの一発をかました。本人には多少の悪意があったと思われる。そして私は、その多少の悪意に耐えきれない程度に消耗していた。結果、同僚の多少の悪意は、私にとっては大きなハンマーで殴られたくらいの衝撃になった。衝撃的すぎて1週間くらい何も手に付かなかった。
それからしばらくの間、私は彼を避け続けた。本気で、顔すら見たくなかった。
彼に多少の悪意はあったものの、それが相応のダメージになってしまったことの原因には、私がダメだったというのがもちろんある。彼も本音のところ、びっくしたと思う。そこまでダメージか。と。
自分のせいでもあるから、あいつのせいだ、あいつに傷つけられた、と怒るのは憚られた。だから、避け続けた。自分が平気になるまで避けとこう、と思っていた。
で、9月に、異動のお知らせがあった。気が遠くなった。私はまだそのことを何もなかったこととして処理はできていなかった。というか、しばらく忘れていたけど、異動してくるとなった時に全部思い出した。私にとどめの一撃をくらわせた時の、彼の表情さえも。
職場で、彼がとぼけたことを言ったのに対して「おっかしい。へっへっへ」と笑えるようになるまで1か月かかった。
最初の10営業日は、人生で一番、食欲がなくなった。最初二日は、朝昼なにも食べられなかった。夜もあまり食べなかった。3、4営業日くらいで、朝と昼で特に具のないシンプルなはちみつパンがひとつ食べられるようになった。食べる気がしないので、野菜一日これ一本と、朝のくだものこれ一本と、麦芽コーヒーと、豆乳に助けてもらった。なおこの間、会社で私は殆ど笑わなかった。私の長所はいつもニコニコしていること、だけだというのに、それが無理だった。向かいの席の彼に、見られていい笑顔なんてなかった。
カレンダー的に2週間目になって、朝と昼にそれぞれシンプルなパンが1個食べられるようになった。普通じゃん、と思われるかもしれないが、私は失恋しても風邪をひいても食欲が落ちないのである。異常としか言いようがない。
8営業日目(2週間目の水曜日)には、やっと昼に会社の食堂でうどんが半分食べられるようになった。2回目の土日を過ぎてやっと、食欲が戻った。
そして10月最終週、ほんとうにくっだらないことを呟いた、向かいの席に座る彼に対して私はやっと「おっかしい、へへへ。何いってんのwww」と笑って言うことができた。
そのときに思った。「抜けたなー」って。自分史上一番の闇は、少し前に抜けられていたのだなと、わかった。
今の私はもう、彼にハンマーで殴られたようなダメージをくらったときの自分のままではない。だから目の前に、私にすごいダメージを与えたあの人が居ても私は大丈夫なのだ。同じように傷つくことはないし、何かされたら「失礼なこと言うなバカ」くらいは言えるのだ。
あの時の衝撃を、なかったものにはできないけど、まあそんなことがあったけど今は平気だと思える。この状態になるまで、いろんな人と出会って少しづつ環境も変えてきて、回りの人にいろいろ教えてもらって、気づかされながら過ごしてきた。周囲の人に恵まれた有難さはもちろんだけど、自分も努力をしていたことは、自分ではちゃんと覚えておこうと思った。
真っ暗闇だったけど、それでも、なんとかしようとしてもがきながら歩いてきた自分はそこまで捨てたもんじゃないと、真っ暗闇を克服して、思うのである。
161108_秋は過ぎ去った
今年、秋が短くなかったですかね? 確かに、コスモスは3回4回撮り歩くくらいの期間の秋はあった。けれど、銀杏などを十分感じる前に、もはや寒い。
これら、撮影は1か月前で、公園を歩いていて蚊に刺されて刺されてどうしょもなかったのに、今や、エアコン(暖房)です。短時間ですが。
(女性陣の写真はこういうの多い印象↑)
(ポジフィルムの水面は透かすととてもキレイ)
(透けた木の葉を撮ったのも、透かすとキレイ)
9月頃には、写真メインで更新頻度を高めてみましたが、別に特別うまい訳でもない写真なのにどうよ、と思いなおし、更新頻度は気にしないことにしました。当初更新頻度を高くしていたのは、「人は、ものごとを三週間続けたら習慣になる」というのがあるので、とにかく一度続けて更新しておかないと、また飽きるのではないか、と思ったためです。その目的は、9月で果たされた感じがします。
当Blogの目的は、うっかり通りがかった人がポジに興味を持ってくれることであり、今までデジタルしか使っていなかった人で、ついうっかりポジを使ってみたくなっちゃった人を少人数でもいいので増やすことです。そのためには、「露出シビアなんでしょ?」「種類あるけど何使えばいいの?」みたいな、ポジ(及びフィルム)に対する、ちょっとした疑問が解決すること、です。当方、初心者なので先生みたいなことは全然できず、自分が困ったこと、自分の写真(カメラ)に発生した問題などを開示することくらいしか、できませんが。
結果、出来上がったポジを見て、フフフと鼻血を出してくれる人が少しでも増えることなので、実用面が主だなあと思うのです。
ポジユーザーが増えても、市場で消費されるフィルムの量が大して変わる訳でもなく、私が写真やさんでもないので特にメリットもないのですが、ただただ、このきれいさを知ってくれる人が増えて、写真を通じて「うわあああ!!!(にこにこ)」となる人が多ければ多いほど、いいな、という。まあそれだけっちゃ、それだけです。