リバーサルフィルムが好きです

PENTAX-KX(メイン)、Flexaret VI。最近ネガフィルム多め。ポジフィルム使ったことないけど現物見たい人にフィルム1コマ送ります問い合わせフォームからご連絡ください。 Instagram:akko0920jp

190119_Flexaret VIがやってきた

ついに、Flexaret VIがウチにやってきた。

待ってたよーー!!可愛い・・・!!!

(第一声それか)

 

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最初にこの子の存在を知ったのは「お手頃価格の二眼レフ」でネット検索した時。そのときに「Flexaret」というのがあることを知り、今度はFlexaret で検索したら、アレモコレモ氏のこちらの記事が引っ掛かりました。

 

aremo-koremo.hatenablog.com

何もかもが驚きでした。古い目のカメラの大半が黒またはシルバーであろう所、まさかのグレー。しかも値段が$100くらいからある。しかもよく写る。欲しい(ブログ主に感化される私)。

 

この記事に遭遇してから約2か月後、2018年11月、eBayで検索してみると本当に$100程度で売っているではないか。ちょっとだけ躊躇って、結局ご購入しました。そしてお金が支払われ、商品が・・・来ない

 

以下、2か月にわたるFlexaret行方不明事件の顛末です。

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2018年6月から12月10日までの間、仕事の関係でアメリカに滞在していました。そのため、このカメラもアメリカの住所に送ってもらうことにしていました。日本住所には誰も住んでいないので。

ところがチェコからやってきたFlexaretさん、アメリカの郵便局の手違いで、なんと一旦チェコスロバキアに戻っていってしまいました。そして、ご購入から約2か月、やっと手元に届きました。

 

【11月15日頃】

eBayから「発送したよ」という連絡が来る

 

【11月28日頃】

国際郵便のトラッキングによると、26日に私のところに届くはずが、来ない。なんでや。となる。いつまでも届かないのであきらめかける。なぜならば、アメリカの郵便では、紛失や盗難が頻繁に起こると聞いたから。まさか盗られたのかよ。。と絶望。盗っても多分使えないので、道端に投げ捨てられてしまっていないか本気で心配していました。

 

【11月30日頃】

この件をFBで友人に呟いたところ、アメリカで出来た知り合いが「郵便局に問い合わせに行ってみるといいよ、たまに局留めになってる」と教えてくださいました。

 

【12月6日】

郵便局で問い合わせてみました。「ちょっとまて調べてくるわ」と社内システムを見に行ってくれて、5分後。「あー、おまえの荷物、受取人不在か何かで発送元に戻されるように手配されてるよ。今シカゴだね」

 シカゴ!!!

っていうか受け取り人ここにいるし!ちゃんとしてくれよUSPS!!このことをカメラやさんに連絡したいが、大急ぎで帰国の準備中だったので帰国してから連絡することとする。

 

 

【12月13日】

 

帰国して荷解きが完了。

トラブルがあって、荷物がカメラやさんに戻る旨をチェコのカメラやさんに連絡する。

「なんかね、そっちにいったん戻るらしい。12月6日にシカゴに荷物があったらしい。郵送料を払いなおすから、日本の住所に再発送して欲しい」

『そうか、わかった。わかったけど、君の荷物まだ戻ってきてないよ?』

Oh...シカゴからすでに10日近く経ってますが。。。

よく考えると、海外は12月になると怒涛の「クリスマス贈り物合戦」が開催されるので、どこの国も郵便局はパンク状態。こりゃー問い合わせても無駄だわ、と、クリスマスが終わるまで待つこととしました。(どのくらいパンクかというと、12月8日土曜に郵便局に言ったら、3つあった窓口のサイドテーブルの上が全て15分で埋まるほどの荷物預けがあった。国際郵便ひとつ発送するのに30分並ぶくらいの大混雑)

 

そして2019年の夜明け。

 

【1月3日】

深夜にチェコから連絡入る。『きみのフレクサレットやっと戻ってきたよ!送り先教えてなー』よかった、カメラ無事だ!!と思うと同時に、ええと12月6日にシカゴって言ってましたよね、チェコに届くのに1か月かかったてこと?!なんとまぁ。。住所を伝え、再支払の手続きを(Paypalで前回支払したので、相手が請求先を知っている状態だったので、手続きはアッサリとできた)

 

【1月6日】

チェコから再発送。

 

【1月16日】

一旦ウチに配達されるも不在で受け取れず。1月18日、無事受領

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Flexaret VI、約2か月の海外旅行(チェコアメリカ→チェコ→日本)。そうか、きみは旅行するのが好きなんだな。私とおなじだな。じゃあ私もきみを旅行にバンバン連れ出してやるよ。などと対面の瞬間から擬人化して遊んでます。

今後、いろんなところに連れ出すのが楽しみです!

 

ところで私はこれまで二眼レフLomoのLubitel166+を使っていたので、本気の二眼レフは初めてです。持ってみて気づいた。重たい(みんな知ってる)。

 

高級感がLubitelとはケタ違いなのでこれが$100+送料で買えるなら断然コッチ!と言いたいところだったけど、LubitelにはLubitelなりの良さがあるなあと思いました。Lubitelは強化プラスチック製なので、安っぽいけど軽くて小さいんですよ。ちゃんと映るし。

旅先で写真撮ったりしてる人はカメラがかさばると辛いので、デジタルと併用で中判撮りたいとか、35mmカメラと中判どどっちも持って行きたくて選べない、という人はLubitel持ってるものいいのではないかと思いました。

 

カメラ本体についてはまた次の記事で。

 

Akko

 

↓せんでん↓ 参加します

solaris-g.com

こちらのギャラリーで今週開催されている写真展、とてもおすすめです。熊谷さんには以前お世話になったことがありまして、この出会いから私のなかでの写真の位置づけが変わってきました。

solaris-g.com

 

190105_2019年もよろしくお願いします

正月三が日を実家でひたすらダラダラしかしていなかった私です。Twitterって、見てるだけでも「ツイ廃」って言うんでしょうか。多分3日くらいツイ廃してました。

 

やりたいことはめちゃくちゃあるんですけど、実家にいるとすべてのやる気を奪われるんですよね。。PCとかデスクとか無いからだと思うんですけど。その代わりといっちゃなんですが、カメラヲタクの父親と、カメラと写真の話はちゃんとしてきました。以前、父親倉庫から出てきた珍しいレンズの名前を忘れたので聞きなおし。ウォーレンサック・Veritoでした。ソフトフォーカスレンズなんですけど、ふわんっってして楽しいです。撮ったやつどこいったかなー。おーあったあった。

 

まあなんていうか、ヲタクなので、うちの父は大判カメラを持ってるんですよね。。さらに、大判カメラとデジカメをつなぐアダプターもお持ちなので、大判カメラのレンズをつけた大判カメラにデジカメをくっつけて撮れる訳です。イメージサークルがフィットしていないと思うのでレンズの特性をすべて活かせてるかわからないですが、これはPentax-KPの前に使ってたデジイチで撮りました。

 

これ撮ったの2016年5月だったので、まだこのブログ持っていなかった頃だと思われ、絞りをメモしておくとかそういう思考回路は無かったですが、多分けっこう絞り開き気味だと思います。

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もう何がなんだかわからないですね。創造性が少ない私には、この「ぽやんぽやん具合」をどう活かしていいか今のところわかりません。でも、使い方によっては楽しいんだろうなとは思う。ポートレート撮るのがいいのかな? 

 

新年なので、あれとかこれとかやりたいです、という投稿をする予定でしたが、Veritoのこと忘れないうちに書いておこうと思って今日はVeritoにしました。2019年は、やりたいことが沢山あって渋滞しているので、過去やってた活動のひとつを辞めようと思っています。時間は無限には無いので、ある程度新陳代謝していかないとね。

 

今年もマイペースで投稿していきます。

2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

Akko

 

181222_2018年ブログ締め

今年はあまり更新しなかったなー

 

12月10日に、半年過ごしたアメリカから帰国しました。片づけをすると同時に、最後まで撮りためたフィルムを帰国翌日くらいに現像に出したのですが、なんと、まだ手元にありません。なぜならば、渡航前に、ウチに届く郵便物は実家に転送する設定をしていたからだ! 解除を忘れて、現像済みフィルムとデータは実家に行ってしまいました。最後の6本は12月30日までお預けです。とほほ。。

 

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Kodak Portra 400/ PENTAX-KX/ PANTAX-A F-1.2)

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(Cinestill 800T / PENTAX-KX/ PANTAX-A F-1.2)

 

写真を撮る、ブログを書くということは、生活に余裕があってこそできるものなのだと思いました。余裕とは、フィルムを買うとかカメラ買うとかお金の問題もありますが、写真に時間を割こう思えるだけの余裕と、人に何かを発信しようという気持ちの問題と、とにかくいろいろな余裕です。

この半年は写真優先度はひたすら下がりました。金銭的な問題ではなく、それに時間を割くべきなのか今の私は、という感じと、人と会ったり遊んだりすることの重要性が写真より高まったりしていたからです。好きとか嫌いとかじゃなく、その瞬間もっとも大事なもの、はなんとしてでも大事にしないとならんのです。間違いなく私の今年の優先は海外とのコネづくりでした。写真はあまりとってないけど、ほんとうに幸せな半年でした。

 

昨年、Fujiのフィルムでアメリカを撮影して納得いかなかったので、今年はアメリカフィルムをメインで使った結果、ポジよりネガが多くなりました。Portra 400、Kodak Gold 200、Cinestill 800Tを使ってみたのですが、どれもすごく良かったです。このフィルムたちはまた輸入して使っていきたいと思います。同時に「小口輸入」にして、フィルム共同購入会作りたいな~ まとめ買いする相手が居ない人。学生などでほんと1本2本でいい人。そんなほんとうにちょっとしか使わない人たちのために。

 

 

 

2018年は、私史上初めて、一年の半分を海外で過ごしました(南米旅行10日間、短期駐在5か月と20日間)。日本のいいところも悪いところも、アメリカのいいところも悪い所もちょっとだけわかりました。そして

 

・いくつになっても挑戦してみる気持ちを知りました。

・お金を稼ぐことは悪いことではなく、自分のできることをお金に換えていくことに興味が出てきました。

・英会話(除くビジネス)は、単語力よりも、情熱と話題性が重要だと思いました。

・私は友人知人に大変恵まれていることを実感しました。

 

など、普段の環境を長く離れてみたら、面白いことに沢山気づくことができました。人生まだまだ楽しめるな、と思いました。年末にかけて、来年カメラと写真で楽しんでいきたいことなど考えていきます。

 

今年はこのブログの更新は終了します。アメリカで撮ってきたフィルムはまた来年!

 

今年も見て頂き、ありがとうございました。なんだかんだ継続期間29ヵ月だそうで、こんなに長く続いたブログはこれが初めてです。

 

 

Akko

 

 

写真SNSとイイネを欲する気持ち(個人的意見)

大変残念な気持ちになるマナー違反による写真撮影が炎上して、炎上が起こるとその主をすごい速さで特定し(これもすごいよね。。)、その主を叩きまくる、という嫌な流れが続いています。

 

今回のルミナリエの件でも、ついったー結構見てしまっていたのですが「こんなのわざわざ報道番組で取り上げるほどのことじゃない」という意見もありました。確かに、マスコミが炎上を助長している節があるなとも思うのです。でも実際には報道されなくても以下のようなことは起こっています。

 

これだからカメラ勢は・・・と言われる

必要以上に人が叩かれる不寛容社会

マナー違反の人がきっかけとなって有名な木が伐採される

京都がカメラお断りだらけになる

 

 

なんかもう全部嫌だ。そして思う「インスタ映え」なんてことば無くなれ。なんならむしろデジカメ無くなれ。まで最近思う。

でもどうやったって「インスタ映え」的なものはなくならない。むしろ「インスタグラム自体が悪い」訳じゃない。そしてきっと日本の報番組も変わらない(みんな団子になって同じことばっかり言ってる)

 

では、使う側から変わらないとな、と思う。さてどうしたら。

 

私は思う。

みんな、日常生活でもっと人を褒め合えばいい

んではないかと。

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私は、写真SNSにおける「イイネ」は、承認欲求を満たすものだと思っています。誰だって「それいいね!」って言われたら嬉しい。でも悲しいかな、日本人はあまり人のことを褒めないな、と思う。

 

「それいいね、そんなことできるのすごいね!」というポジティブワードが職場(最近の学校は知らんので)で出ることはなく、大体は「なんだおまえそんなこともできないのか」みたいな評価。

 

人より得意なことを認めて伸ばす、というよりは、平均に足りないことを穴埋めして平均に近づこうとする取り組み方。

 

子供はまああれだけど、大人になってから「褒められる」ってホント減るなあと思う。

人を褒めるのも、褒められるのも、恥ずかしいんだろうなと思う。特にね、褒められたらどうしていいかわからんよね。「そうなんですすごいでしょー!」って言ったら馬鹿だと思われるし、「いやいやいやいやそんなそんな」って謙遜しまくるのも疲れる。(さらっと「えーほんと、嬉しい、ありがとー!」がスマートなのかな。)

 

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それに比べて、SNSはいいよね。イイネぼたん一つで人を褒められる(褒める、まで直接的でないけど、好意は示せる)し、称賛コメントも顔出し無しで言える。褒められた側もどんな顔して嬉しがってるか見せなくて済む。結果、「褒め合い」がしやすいんだろうなと思うのです。なのでSNSには「いいねを押し合う」(褒め合う)行為がふつうにあります。

 

実社会で褒められにくいことがある人の場合、SNSで他者からの称賛を得ることにすごい意味を見出しちゃう人、居るよなって思うんです。具体的に炎上起こした人は私は知らない人なので、普段の生活で褒められてるかどうかは知らないですけどね。。人は基本的には、褒められて(いいねって言われて)嫌だって人はいないと思うので。

 

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とはいえ、デジカメはものすごく進化し、スマホですらきれいな写真が撮れるようになりました。こうなると、もはや普通の写真では「いいね」がもらえなくなります。何か特別なことをしないと。(この「特別」のひとつとして、若者が一部フィルムカメラに流れた、とも言われているようです。ウワサです。)

 

SNSでイイネを貰うことにすごい価値を置いている人だと、この状況だと無茶する人も出るだろうなと思うのです。珍しい構図を工夫するくらいならいいですけど、人が入りにくい場所に入る、きれいなおねえさんのリクルート(してさらに無茶する)、構図に邪魔な植物をひっこぬく、寄ってくる観光客をどかす、信号機に登る、人の畑を踏み荒らす、、、写真界隈でSNSしてる人なら、聞いたことがあるものも、あるとおもいます。

 

そうまでして得た「いいね」が何になるのか、って冷静に思う人が多数だと思います。でも、そういう「いいね」がかなりリアルな意味での「生きがい」になっちゃってる人は、結構いるのではないかなと思うのです。

 

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だから、私は思う。私たちはもっと実生活で褒め合っていい。

 

仕事の関係で少しの間アメリカに拠点を置いてみたのですが、アメリカでびっくりするのが「褒め言葉の発動レベルの低さ」です。具体的には、「ちょっとできたらGood」「ふつうにできたらエクセレント」「期待を上回ったらマーベラス」くらいの感触でしょうか。日本より+3段階くらいで褒められます。

もちろんこのように人を褒めまくることが、良くない結果を生むこともあるそうですけどね。苦手なことばかり指摘され続けるより、苦手なことも指摘されるけど出来ることは褒めてもらえる、社会のほうが良くはないですか。

互いに褒め、褒められ、実社会での承認欲求を満たしていけば、姿かたちの見えない「ネット社会でのイイネ」のために無茶する人、減らないですかね。だって実社会に承認されているから。満足してるから。虚像の世界で無茶せずとも、そんなに不幸じゃなくなるのではないか。

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欠点を見つけて上げ足を取るよりも、その人がすごいと思うことがあれば褒める世界がいい。

シャッター切ったらめっちゃきれいに撮れちゃうデジカメの開発は終わらない。写真SNSが無くなることもない。そんな大きな話はカメラユーザー一人が何を思っても変化させることはできない。

でもカメラユーザーがイイネ求めて無茶することを抑制することはできるかもしれない。人に迷惑かけてまでSNS映えに血眼になる必要はないぞ、と思う人が今より増えればいいなあと思う。

 

やっちゃった主をたたくのは簡単だ。どうしたらそういうヒトが減るかを考えるほうが、カメラユーザーにとっては建設的かな、と時差ぼけの頭で思います。

 

 

Akko

 

 

181214_帰国しました

12月10日、半年間のアメリカ短期駐在から帰国しました。

 

アメリカ滞在中は、フィルム現像及び現像済フィルムのデータ化環境が非常に悪かったので(値段が高い&鉄道でお店に行けない)、このブログは放置気味になっておりました。デジタルも撮ってないですし。

 

日本に帰ってきましたので、いつもお世話になっている現像所さんなどにお願いをしつつ、またブログも再開できたらいいかなと思っています。帰国翌日にフィルム6本を現像に出し、ネガ6本をデータ化するためにキタムラに預けました。明日以降で、ポジフィルム10本くらいもデータ化のために発送します。

 

 

いろんなマナー違反の方々のおかげで、Instagramに力を入れたい気持ちがどんどん萎えてきました。インスタ映えなんて言葉、なくなれ。

こういうことがあって、外部交流のツールは私はBlogがいいのかなあ、、と思っています。

 

 

 

あ、そういえばEktachromeも1本だけ、NYで撮れました。

 

NY最高。

フィラデルフィアも個人的にはすごくよかった!

去年行ったマイアミも良いしね~

ボストンも、コンパクトシティながらたのしかった!

そしてアメリカは本当にビールが美味しい。

ここまで地ビール大国になったのは、ここ10年とかそんな感じらしいけど。

若いブルワリーが各地で頑張っております。どこも雰囲気良くてたのしかった。

 

結論、合計9か月住んで

アメリ東海岸めっちゃ好きになりました。

 

 

またアメリカ行きたいな~ 

181109_米国滞在中のEktachrome入手がほぼ不可能になりました

私、帰国予定12月10日。

Kodakの時期バッチが着弾するのは、代理店2か所とも、12月10日の週。

 

Kodakのおひざ元アメリカにいるのに、どういうことほんとに><

 

どーーしよ。と思ったのですが、仕方ないので、こちらでできた知り合い(短期駐在)で日本でも遊べそうな人がいるので、その人のお宅に転送してもらって、冷蔵庫に置いておいてもらうことにします。

 

(>_<)

 

こんなことになると思ってなかったので2か所(8本)も頼んでしまった。なお、8本買うとかどんなセレブだよ、と思われているかもしれませんが、アメリカ国内では$13/1本、であり、配送料も$5とかです。しかも8本のうち3本は、代理店さんがかなり安く売ってまして(祝復活・プレセール!とか言って)$11/1本 でした。なお現在はプレセールは終わっております。

 

かすかな望みは、$11で売ってた方のお店には1.5バッチ目が180ロールだけ届いたらしいので、そこで発送して貰えるかどうか。。だめならこっちも12月です。

 

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ああ、NYをエクタクロームで撮るっていう夢が、、、

 

と、ここまで書いていいこと思いついちゃいました。

 

カメラ友が転職のスキマにアメリカに遊びに来ると言っているので、彼女宅に日本国内でフィルム手配して、渡米してくるときに持ってきてもらおう!そうだ、それがいい!(アメリカから日本に輸出したやつをまたアメリカに戻してもらう愚行)

 

 

で、さっそくメールしました。

さてどうなるかなー

 

 

Akko

 

 

181106_他社のご様子

Ektachromeが全然来なくてションボリする一方、Twitterをフィルムアカウントに変更したAkkoです。これからは(帰国後は)、撮ったポジフィルムを、頼まれててもいないのにバンバン出すアカウントにしたいなあ。そのときには当然、英語ハッシュタグもつけるのだよ。世界のフィルム製造メーカーさんに、使ってる人いるよ、とということと、フィルム作ってくれてアリガト!というのを伝達しなければ。

 

本当に、なんていい世の中だ。感謝を伝えたい会社の「中の人」に、スマホから直接メッセージが送れるなんて。

 

ところで、Ektachromeのカムバックにフィルム界隈は本当に本当に湧いていて、ついったーなどでも、エクタクローム、で数百のツイートがされていることがザラにあります。すごい。ほんとに今2018年ですか。P社がフルサイズミラーレスとか出してる世界線と、一回絶滅したフィルムの復活が世界中で喜ばれている世界線が、同時にみられる瞬間が来るなんて、ちょっと想定外だ。

私がフィルムを使い始めたのは2016年6月。リバーサルフィルムに関していえば、そこから、

・一瞬Variochromeが発売され、Agfa precisaとVariochromeとRolleichrome200CRが消えた。そしてこの1か月でEktachromeが復活した。

・その間、九州のトイラボさんでポジ現像が終了し、なら写真くらぶさんでは現像+データ書き込みがちょっと値上げになり、フジのプロラボでのポジ現像が値上がりした。

・フジのリバーサルフィルムの5本パックが終売になり、ばら売りだけになった。

ついでに、

写ルンですの37枚撮り?が生産中止になり、24枚撮り?だけになった

など、Ektachrome復活以外はどちらかというと悲しいことのほうが多い感じでした。

 

しかし。しかしだ。

そういえばこちらの会社も、ディスコンになったフィルムを復活させようと奮闘してくれているのを思い出した。

 

その名も、Ferrania社。

www.filmferrania.it

 

Ektachrome復活で世界が湧いているなか、TwitterとInstaをフィルム垢にしようといろいろ見直していたところ、Ferrania社を思いだしてサーチしてみました。。

その結果、進捗はあまり芳しくなさそうではありますが、工場の再開と継続的生産に向けた工場の状態のアップデートの状況報告が、2018年8月付けでなされていました。8月に報告されているなら、凍結ってことはなさそうだな。

 

富士フィルムさんのCMで好きな言葉があるんですけど

「世界はひとつづつ、変えることができる」

っていうやつで。世間の声で、また他のフィルムが復活する可能性が、本当にあるような気がしてきました。

 

でも忘れちゃいけないのは、写真フィルムは多分あまり儲からない、それどころか赤字なんじゃないか、と思う訳です。使う側は、作ってくれた人への感謝を忘れず、心から楽しんでフィルムライフを送りたいものだな、と思います。

 

Akko