リバーサルフィルムが好きです

PENTAX-KX(メイン)、Flexaret VI。最近ネガフィルム多め。ポジフィルム使ったことないけど現物見たい人にフィルム1コマ送ります問い合わせフォームからご連絡ください。 Instagram:akko0920jp

220130_甥っ子ズに子供用デジカメ(感熱紙)をあげた

いつかキッズにカメラを与えたいという(カメラ趣味ではない者からしたら迷惑かもしれない)願望をずっと抱いていた。私はもうキッズには戻れないが、キッズがキッズの身長からキッズの目線で写真を撮るとどうなるのか、大変興味があるのだ。

 

私は残念ながら独身なのであるが、妹は結婚しており子供が2人いて、最近3人目が生まれた。自分の子どもに渡すことはかなわないが、甥っ子ズたちにカメラを与えたい。甥っ子ズ、4歳半と3歳手前。さあどうする、どうする。

 

悩むこと2日。コロナで2年会ってなかった甥っ子ズに正月に実家で会うことになったので、お年玉として現物支給することにした。

 

www.amazon.co.jp

小さい付属品で使わなさそうなものは、誤飲防止のためあらかじめ除去して渡した。妹家族が来るのは私が実家に帰省した2日後だから、ちゃんとあらかじめ箱を開け、充電もしておいた。さらには、試し撮りもして設定もバッチリ整えた(初期設定ちゃんとしないと何も映らなかった)。キッズたちなど、渡したその時に遊べなかったらもう興味を無くすであろう。我ながら冴えている。

 

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実は試し撮りの時点で私は結構楽しんでいた。

大変面白かったのは、もはや頭髪がないウチの実家の父を、白い(というか普通の室内の)壁の前にスタンバイさせて撮影しても、感熱紙はモノクロなので目と鼻と口しか映らないことだ。この程度のおもちゃでは、肌と壁の区別はつかないので輪郭がきれいに写らない。割とホラーな写真となった。なお、髪の毛が勿論バッチリ生えており、全然白髪にもなってない母は美人に撮れた。画質が荒いので必要以上に肌のたるみなどを写さない(写せない)ことに起因する。同じく髪の毛が多くて黒い弟もばっちり撮れた。なんならデジカメやスマホで撮るよりイケメンに見える(実物は、うちの家系なのでイケメンではない。こちらは原因不明。単に久しぶりに見たからそう見えただけかも?

 

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妹家族がやってきて、お昼ご飯を食べ、ひとしきり普通のお年玉の授与を終え、いよいよカメラを引っ張りだしてきた。甥っ子ズたちよすまんな、ふつうはお年玉は現物支給ではなく現金支給なのだ。ふつうは現物はクリスマスにやってくるものなのだ。おばさんの我儘を許したまえ。。

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(その日に付属のレシート1本使った)

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キッズたちが集中する時間なんてせいぜい15分だと思っていたので、上の子も2番目の子も、小一時間カメラを掴んで離さないのは渡したほうからしても意外だった。ま、これを書いている今日時点ではもう放置だろうが(笑

甥っ子ズ(兄)は、パパを撮りママを撮り、私、弟などを一通り撮影して回ったあと、食べものを撮り始め(ここまでは想定内)、なんと我々に「そこに並べ」と指示を出し始めた。まあそうやって普段スマホで撮られているだろうから普段されていることをやっただけなのだろうけれど、今の親世代が子供だった頃だとそうはならんやろな、と思ってスマホ(デジカメ)ってすごいな、と思わざるを得なかった。 家の中ばっかり撮ってるから実家の庭に連れ出し、花撮らせたり車撮らせたりしてみた。このお花どう?と誘うと、その奥に咲いてる別の花も撮り始めたり、枯れてたたずむほおずきを撮り始めたりした。最終的には生まれて半年の三男を撮ろうとしてくれていたのが嬉しかった。

甥っ子ズ(弟)は、兄ほど派手に走り回りはしないものの、しかし確実にガンガン撮っていた。室内においてあった花瓶の花などを撮ったりし、もちろん対象年齢より若いので画角なんかも決められないが、明らかに対象年齢に収まってない新しい武器で格闘していた。

二人ともおそらく、ママのスマホで写真を撮る行為はしているものの、まず「これ君のカメラだよ」となったことはなく、かつ、画面に画像が収まったままのスマホとは違い、感熱紙とはいえ「撮ったものが出てくる」ことを面白がっていたように見える。なおAmazonレビューにもある通り、出てきた感熱紙を切るのがちょっと難しい。しかし(兄)はヘタクソだったけれど、(弟)が果敢に「用紙カット」にチャレンジし、(兄)より先に用紙カットをマスターしているのを見て、幽遊白書の「とぐろ兄ととぐろ弟」みたいだなと思ってしまって年齢を感じたりした。

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(散らかり方が賑やかさを思わせて好き)

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かくして、キッズたちにカメラを持たせたいという伯母さん(私)の願望は達成された。達成するにはまず妹が結婚して子供をもうけてくれていたことが必須だったので妹には感謝である。

このカメラの対象年齢は確か6歳くらいだったような気がするのだが、カメラを持たせて撮ってみてもらう、というだけなら3歳くらいでも(子供によっては)問題なさそうだ。操作は、「(感熱紙にプリントするモードで)撮る」「見る」だけ教えればよく、変な画面になったときに復帰させる方法は親が覚えれば問題ない。microSDも入っておりデータでも保存されているので、「撮る」と「見る」の行き来が自由にできるお年頃の子どもだったら、プリントなしでふつうにデジカメとして使えばよいと思う。

この製品、撮れる画像と値段は釣り合っていないと思うので大人が使うのはお勧めしない。あくまでも、デジカメで、軽くて、落としても多分壊れなくてキッズが使えるものだから、いいのである。カメラの水色の部分は想像するより弾力のある樹脂、、だった気がする(でないと耳の部分が尖っているので危ないし、落としたら割れる。)

という訳でおもちゃとしてもキッズへのプレゼントとしてなかなかお勧めなものでした。ただ最大の謎は、、

 

 

(ここでAmazonのページを参照ください)




この製品の表面の顔のイラスト、、、、なぜそんな「まりもっこり」みたいな顔してんのかね。。。苦笑

 

 

Akko