211019_機上はEktachromeがいいかもしれない(過去旅の写真)
冷蔵庫に眠っていた現像済フィルム5本(全てポジ)と
Flexaretに入れたまま放置してしまっていたフィルムを現像に出しました。
結果、冷蔵庫に入っていたポジフィルムは全部、おそらく撮影直後と遜色なさそうなレベルできれいに現像されており、室内放置で夏を2回越してしまったネガ(160NS)は、本来の色ではないなぁ。。。という雰囲気で現像されていました。ネガのほうは、とっても古いフィルムで撮ったかなこれ?という感じに仕上がっており。。。いや貴重な写真撮ったんだけどな、、自分のミスとはいえ残念。。。
-------------
ところで、機上の空を撮るにはやっぱりFujiだろうと思っていました。というかやはりポジではFujiがメジャーなのであって、殆どの場合、飛行機に乗るときにカメラに装填されているのはFujiだったからです。
でもこの旅(2019年12月末~2020年1月上旬)では、偶々Kodakが装填されていました。下は、ライトボックスに乗せたフィルムをデジタルで撮ったものなので正確な色表現がされていませんが(さすがに少し派手になってしまった)、これ相当良かったです。Kodakは紅葉を撮ると落ち着いてきれいだと思っているのですが、機上の夕暮れの空、赤やピンクやオレンジが混ざるときにはKodak、という選択はとてもよいという発見がありました。
ま、こんな夕暮れに出会うには長距離乗らなきゃいけないのでそうそう出会えないし、そもそも当面、こんな遠くには行けないかなって感じですが。。(くそうコロナめ)
そういえばこの旅の途中、えらい長い時間こんな空の色だったフライトがあったような気がしました。ちょうど日没くらいに高高度に居て進行方向の西向きのベクトル成分が地球の自転と同じくらいの速さになるフライトだと、長時間この空を見ていられる訳ですね。なんのこっちゃ。
5本のポジの全部が旅先のものだと思っていたのに実は3本だけが旅先で、残りの2本はコロナの最中に室内で撮ったものと、ちょうど一昨年の10月に、先日コスモスを撮りに行ったカメラ友とコスモスを撮ったときのフィルムでした。
コロナがあまりにも絶望的でいろいろなことを忘れていましたが、室内で撮った自作クッキーのアイシング掛けはツヤっツヤでとてもおいしそうだったし、コスモスのあと行きたかったカフェに行って頼んだレトロスタイルのカスタードプリンはとてもおいしそうに撮れていました。
アレがしたかったこれがしたかった、というのもいいけど、「変わらずできていたこと」もあったのに忘れちゃったなあ、と思いました。何してたんだろうこの1年半。