リバーサルフィルムが好きです

PENTAX-KX(メイン)、Flexaret VI。最近ネガフィルム多め。ポジフィルム使ったことないけど現物見たい人にフィルム1コマ送ります問い合わせフォームからご連絡ください。 Instagram:akko0920jp

【写真以外の話】私の英語苦手意識を払拭してくれた教材たちの話。


友人が突如、英語を勉強したいと言い始めました。

 

私は一応、英語初級者は脱したと思われるので自分が使った教材等を彼女に伝えたのですが、私が本気で勉強していたときから数年経って少し状況も変わっていたので、備忘録としてここにまとめます。少しでも、友人以外の「英語に慣れたい」人のお役に立てれば幸いです。

なお、ここで紹介しているアプリ、ソフト等はあくまでも「現実的に払える値段で、英語への心理的抵抗を減らし、もうちょっと勉強してみようかな、続けてみようかな」と
思えるレベルまで引き上げてくれた教材たちであり、これをやったからって英語が流暢に話せるようには(多分)なりません。

話せるようになるには結局、留学する夢、社会人になってから駐在する夢、世界の研究者と討論がしたい、外国の友人ができたから喋りたい、など具体的な目標が必要だなあと思います。

 

なので「なんとなく英語やったほうがいいかなあ」くらいの人は、別に勉強する必要ない、とういうのが私の持論。その状況で(やりもしない)英語学習にお金かけて、しかもやらなくて、罪悪感を感じつつお金を無駄にしてしまうくらいならば、例えば3万円で関空からpeach石垣島に遊びに行ってプライスレスの思い出作るほうが多分、お金が生きると思います。旅の記憶は残りますからね。やる気ないときの3万投資は回収できない可能性が相当高いと個人的に思います。

なお、安いものから行きますが、無料サイトはありません。少しでもお金を払って、財布をいためないと、本気がでない正確であることと、高品質なものが無料で落ちてるということは、作ってる人が割りをくってるかもしくは、自分以外の誰かが広告費払って運営していると思うので。よい製品を作る人は正当に稼いでほしいし、自分のための勉強は自分のお金でしよう。というわけでレッツゴー。


(月1000円台)
iKnow
DSえいごづけ
ロゼッタストーンソースネクストDL版(*1))
ロゼッタストーンRosetta Stone 社アプリ版)

(月3000円~台)
アルク ヒアリングマラソン3か月コース

(月5000円)
Newton TLT

(無料/耳慣らし)
TED app

 


1.iKnow
主に単語とヒアリングとディクテーション。スマホでもPCでもできて、サクサクすすむ効率のよい単語学習アプリ(スマホ同期PCサイトあり)。料金は3800円/3カ月または7800円/12カ月。数年前は無料だったのですが、今は有料になっています。その分、機能も一部増えているようですが無料の時に使いまくってTOEIC上がった身としては、無料の時期が懐かしい。。。なお、料金は、けっこう頻繁にキャンペーンをしています。

●使いやすい点
・1回で学習する単語の数を、10、15、20、50から選択できるので隙間時間に学習しやすいこと
・1回学習した単語を、数日後に「今日復習すべき単語」としてリマインドしてくれること
・学習成果が見やすく可視化され、達成感につながりやすいこと
▲残念な点
・ディクテーションもできるが、発音がきれいすぎて実践に遠い気がする

 →すみません訂正します。以外と難しかったので、ディクテーションもできる、に変更します!つまり残念な点はあんまりありません!


■おためし
・無料トライ5回。メールアドレスとパスワード。


2.DSえいごづけ&もっとえいごづけ
3DSとかその他のモバイルゲーム端末で続編が出ていないことを考えると、あまり売れなかったんだろうなあ、、と思うのですが、まだ動くDSが家にあって、ヤフオクなどで中古ソフトを買うことに抵抗が無い人には、結構おすすめしたい。中古だったら1000円せずに買えるのでは(推測)
●使いやすい点
・手書き。入力も良いけど、結構頭に残るし、電車等では結局これが便利。
 スマホでディクテーション面倒なんですよ。
・もっといじわるディクテーションが最高。ほぼ聞き取れない。
 でも絶対聞いてやる!!て燃えさせてくれる
・毎日テストができる。だんだん上がっていくランクがやる気を維持させる。
▲残念な点
・語彙は全然増えない。
・例文の量は、iKnowなどと比べて全然少ないので、ある程度覚えてしまう
 可能性がある。繰り返し性がよくない。
■おためし
・不可能

えいご漬け :: えいご漬けって?

 

3.ロゼッタストーン
3-1.ソースネクストDL版 現状4980円(買い切り*2)
3-2.Rosetta stone社アプリ版
    3か月:5600円、6か月7800円、12か月:10800円

口から英語が出るようになった教材として私が(関係者でもないのに)人に勧めまくってるのがこれ、ロゼッタストーン。ただ、5年前くらいが一番多くの機能があって良かったのですが、もっともお薦めだった機能は、多分経費と雇用の関係で赤字になったのかなんなのか、ほどなく機能停止してしまいました(詳しくは語るまい)。


教材そのものは、教材データと商標と版権をソースネクストが買収していておそらくソースネクスト側で作成したであろう、英語(中級)プライベート、ビジネスに関しては、作りがちょっと雑で、個人的に不満な部分がかなりありました。ちょっと、一度にまとめ買いしたのを後悔したくらいには。。しかしそれでも、初・中級コースについて言えば、英語を口から出すクセを付けるという点においてなお注目すべき教材だと思います。結局、やっぱ楽しいなあー、と、思っています。


さらにすげーのは、24か国語あるんですよこのメソッド。英語終わったら次どの言語やろうかな。ドイツ語か、アイルランド語か、ギリシャ語か。。。

●使いやすい点
・出てくる英文は比較的単純、中学生の教科書を網羅する感じ。
・イメージと英文を直接結びつけて考えることを「訓練する」ソフト。
・日本語は一切介さない(*3)。インターフェイスはとても分かりやすい。
音声認識機能あり。コースの中に「発音」というセクションがあり、単語や短文を喋らされる。girlを「ガール」とカタカナ読みするとOK出してくれない。音声認識は緩いレベルから、厳しめレベルまで、自分で設定できる。
・音声解析機能あり。棒読みじゃない英語を真似して、音声解析の形が似た形になるように真似すれば多少それっぽくなると思う。特徴的な発音と単語のイントネーション、文章中の音声の大小(前置詞は弱く発声)とかを拾ってる気がする。単語レベルはまあいいとして文章になると簡単な文章でも難しい、と知れることがまず面白い。
・結局ゲーム感覚。
▲残念な点
・喋らせる機能が結構多いので、電車の中での学習には適さない。
・DL版は現状スマホと同期できない(特にiPhone。アンドロイドは出来そう)
・英文が単純なので飽きる人は飽きる(英語学習はみんなそうかな。。)

3-1.ソースネクスト版の動作環境
・PCで購入し、ソースネクスト社のマイページからソフトに入る。
・動作は結構重たい(ネット環境による)
・同期するアプリは用意されていない
 (*App store等で検索して出てくる”Rosetta stone”は後述する"アプリ版"で、販売会社も値段もプランも別。これ放置するの酷いと思う。わからんって。)
・同期用アプリが用意されていないので、普通にウェブから入る形になるのだが、ソースネクスト版のソフトの動作環境がFlash Player必須のようで(マイクの設定?)Flash Playerがもともと動作しないiPhoneでは普通には「できない」。アンドロイドなら実質的に同期した状態でできるのかな?iPhoneユーザーなので検証できない。。
iPhoneで無理くりFlash見るには、クラウドブラウザ"Puffin"が必要。これもなんか面倒なので未検証。いつか試したら報告します。

3-2.Rosetta Stoneアプリ版の動作環境
スマホのスピーカー、スマホのマイクで学習可能。超便利。寝ながらできる。
・レッスン数は今から検証
スマホ版はPCから同期できない。

×今の状態で最悪なこと
・PCとスマホとどっちメインでやるか、で支払い方法が制限されてしまっている

■おためし
ソースネクストDL版⇒3問お試し
・アプリ版 ⇒ コース1のレッスン1のみ無料開放
どちらも、Hello と He is runnning 程度の例文しか開放されていないので、学習スタイルを試す、という認識でお願いします。例文のレベルはソースネクスト版の広告に、英語レベル1~5の例文が掲載されています。

 

www.sourcenext.com


ここからは、ひとつき換算3000円程度

4.アルク ヒアリングマラソン3か月コース(10,800円)
雑誌「English Journal(CD付)」に、ヒアリングトレーニング用の教材冊子(あまり厚みはない)と、教材CDが付いてきます。教材冊子に基づきEnglish Journalを読む感じです。

無料で聞ける音声データがぼとぼと落ちてる最近では、お金を払って英語を聞くということに抵抗を覚える方も多いと思います。しかし、なんとなく英語を流し聞きしてヒアリング力が上がった!という人ってそんなに多くないのでは、と思います。
その点、ヒアリングマラソンは、音源の聞き方のアドバイスをくれる教材だと思っています。私の実績では、3か月だけやってTOEICヒアリング120点くらい上がった記憶があります。

ヒアリングマラソンは通常は半年コース、1年コースの構成なのですが、たまに3か月10800円、というのが出ます。別に3か月で終わらなくてもペナルティがある訳でもないので、マイペース学習につかっても問題なし。

●使いやすい点
・教材の中にも「初級」「中級」「上級」の設問が段階ごとに設けられており、初級を3か月分終えて、次に中級、とかいうことができる。
・どういう点に注意してヒアリングを行うか、という示唆に富んだ歴史ある教材
▲残念な点
・無料の英語音源が多数あるなか、値段の面で多少ハードルがある
・3か月トライアルは、年間ずっと募集している訳ではない。
 (今日この日やってるとは限らない)
■おためし
・不可能。むしろこの3か月が、半年コースや1年コースの体験、という位置づけ。

 

 

 


以下はもう本気です。TOEICの点数上げるために頑張りました。

5.Newton TLT
お値段、半年で25,000円。絵も動画も写真もない、ひたすらに英語を聞いて読みとってTOEIC実践問題をやるスパルタ教材、Newton TLT TOEIC対策。設定された作業分量が多すぎて脱落する人が大多数じゃないかと思うのですが、逆に考えれば、全部やろうとしなければ脱落しません。使えるところだけ使ったらいいと思います。会社でTOEIC点とらないと昇格できないとか、留学条件にTOEICがあるとか、切羽詰まった人は、飽きるとか言ってないで頑張ってください。
世間の評判は低い目かもしれません。飾り気なさすぎ、遊び要素無さ過ぎなので。

●使いやすい点
・単語とディクテーションの例文がかなり多い。
TOEICの設問通りなので試験慣れできる。
TOEIC対策なので、訛りのある英語も収録されている。
▲残念な点
・いろいろ辛い
・日常会話にはほぼ適用できない。TOEIC用コースなので。。
■おためし
・メールアドレスだけでお試し可能。

toeic.newton-jp.com


★重要★結局のところ
外国語を習得するということは、それなりに時間のかかることです。
始めてみて途中でやめるくらいだったら、最初から他の趣味に時間とお金をかけたほうがいい、というのが持論です。本当に必要になったら、3か月~半年もあれば英語力を伸ばすことはできると思うので、学校の英語はやるにしても、なんとなくグローバル社会だから?とか思ってやるくらいだったらやめておいてはいかがかな、と思います。

そして、選ぶ際は、目の前の価格よりも、試してみて肌に合うもの。続けられなきゃ意味ないのです。毎日やれと言われてできるか。飽きずに続けられそうか。無料期間中に楽しくできたか。そういう点で。

 


他、試したけど続かなかった、ハマらなかったもの
・フルーツフルイングリッシュ(英作文添削サイト)
 成長実感が得られなかった。。日常的に文章を書く今なら、また違う感想かも。
 時間が確保できないのでリトライは当分なしの予定。
・オンライン英会話
 10回くらいやったのですが、やったのが5年以上前で、当時まだ貧弱だったフィリピンのネット接続環境に負けた。のかな。音声が悪かったり、フィリピン北部がすごい停電で今日はレッスン中止!なんてことがあってメゲました。アメリカ住みのnativeと話せる別の会社のは高すぎて無理。
・論文転写
 仕事上(経歴上)英語の学術論文に触れる機会があったので、たまに、論文に書いてあるNativeの人の英語をタイピングしてみていたりしましたが、語彙が少なかったので、本当は「英語の型」に慣れたかったはずが、単語を書き写すのにやたら時間を要してしまって、構文に気が回せていないことに気付いてやめました。
NHKの語学
 放送時間に起きていない、放送時間に帰ってないなど時間の都合がつかなくてちょっとトライして断念。あ、でも、リトルチャロは好きでした。チャロかわいい。あと、文章めちゃ簡単なのに聞き取れないことに気付かされたのもチャロ。

個人的には、スマホで文章書き取り(ディクテーション)するのキツいですね。。
ディクテーションはPCがいいです。

 

今の私の英語力は十分とはいえませんが、外国の方ともお話できるのはとても楽しいです。しゃべれる相手が増える、読めるニュースが増えることは幸せなことだと私は思ってます。

はー書いた。疲れた。