180222_フィルムで記録した南米(その1)と会社員10年について
会社員を10年やってしまったので、2週間のフリーな休みを頂き、たまたま友人が南米に行くというので便乗して、南米に10泊11日で旅してきました。今回は普通のデジイチに加えて、写ルンです(正しくはLomogrphyのSimple Useと換えフィルム-FUJI業務用)、Lubitel 166+*Provia100fの二つのフィルムカメラを持っていったので、こちらでは写ルンです分を紹介していこうと思います。メインはデジだったので旅路の途中が抜けたりしますが、できる範囲で。
なお、写ルンですでリバーサルフィルムはまあまず撮れないと思うので、今回はFUJI業務用ですのでネガですが、しばらくの間
【(リバーサル)フィルムが好きです】
っていうことでよろしくお願いします。
★旅のルート
日本出発→ リマ(ペルー)経由 → クスコ(ペルー)→ マチュピチュ → ラパス(ボリビア)→ ウユニ(街) → ウユニ塩湖(しかもウユニ塩湖の北側というレアスポット)→ ラパス市 → リマで料理教室 →帰国
これで、クスコまで到着しました。
フィルムで記録した南米、はしばらく続きます。
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社会人を10年ちょっと過ごしてしまったので、この10年について(聞かれてないけど)書きたいと思います。人生の振り返りです。
学生の頃は数年ごとに何かしらのハードルや階段があって、なんとなくそれを目標にしながら過ごしていましたが、そういう区切りがない大人という段階になって、学生のスタイルにしか適合していなかった自分に気づきました。私は、勉強はそこそこできるけど自由にさせたら何もできないヤツ、だったのです。
大学3年生から修士2年の春まで、今や有名になってしまったベンチャー企業でインターン活動をしていました。なぜ私がそこに居れたのかというのは未だに疑問ではあるのですが、そこに集っていた人たちはいわゆるデキる人たちばっかりでした。スゴイ人しかいませんでした。その時からうすうすと気づいてはいました。そもそもの話、自分が何かを成せることに疑いがない、何かをしたい自分を信じて進める人間、というのがこの世には居て、私はそっち側の人間ではない、という事に。
そういうヒトたちを「世界を変えて行ける人」と名付けるとすれば、私は「世界に自分を適合させるので精一杯(だと思っている人)」でした。
「世界を変えて行ける人」は、前に一度、他の人の記事の引用RTみたいに書いた内容に近く、自己肯定感がある人のことです。自分ができるとかできないとかに視点が向いていません。こういうことをしてみたい、もっとこうなったらいいのに、というのが先に来ていて「こういうことを実現したいためにはこういうスキルや技術が必要だから学ぶ、という前向きな思考回路が持てているように思えます。
過去の私はと言えば、そもそも自分のことで精いっぱいなので、世界がこうなったらいいとか、こういう部分をなんとかしたいとか、そんなことを思う以前に、自分がいかに情けないか、人と比べて自分ができないのはなぜか、とかそんなことばかり考えていました。
どう考えても、世界を変えて行ける人の思考回路がステキであることは明白なのですが、 自己肯定感が無いうちは、前者の考え方などとても持てない状態でした。インターンの時も、、健全な思考回路な自分の状態であそこに居られたら、もっと学べることがあったのだろうに。
私は今でも別に自分が何かすごくできるようになったとか思っている訳ではありません。でも、できないことに着目していた過去の自分とは違い、こんな私でも少しは出来ることがある、ということを知っています。
「私にはできることがある、できないこともある。超デキるあの人にも苦手なことはある。私は私のできる範囲でやってみたいことをやってみる。人生における達成度は人それぞれ違う。」みたいな感じを持てています。人生らくになりました。
今の私は、10年前に思っていた10年後の自分ではありません。でもそんなに悪くもありません。残念ながら今に至るまで独り身ではありますが、誰かと居たら一生知ることがなかったかもしれない経験もいくつかしたし、遊んでくれる友人もいます。これはこれで、幸せなことです。
これから先は、自分の可能性を自分で限定せず、自分の運と可能性を信じてやってみたいことには自分を卑下せず手を出して行きたいと思います。ただ、今までより意識したいのは、会社をクビになっても生きていけるようにすることです。それには、自分が人より好きなこと、人より少しは出来ること、をよくよく見て行きたいなと。
人に任せておかず自分でやってみたいことは何か。いくつか無い訳ではないので、自分の感覚を信じて探索してみたいと思います。