180728_provia100fとRetroChrome160
並べました。
安定のプロビア、変わった色のRetroChrome160.
Retrochrome160はでも、まき直しフィルムだからなのか何なのか、最初の5コマほどが赤くなってました。24枚撮りなのに、です。まあでも販売元のFilm Photography Projectでは$7.99で販売しているので、国内販売のprovia100f単品と比べて、撮影枚数比較ではまあ大損でもないかなという感じです。というか、提供してもらえるだけえありがたいので、細かいことは気にしない精神で行きたいと思います。
そういえば、ちょっと潔癖気味なので基本的に中古品が苦手だったのですが、カメラの中古を使い始めてからあまり気にならなくなりました。
最初の5枚が思った色にならない24枚撮りのフィルムも、この国(今、アメリカです)の感じを見ると納得というか。
この国の人の多くはいろんなものが結構適当で、でも社会が回っているので必要以上にキリキリしません。自分も緩いから相手が緩いのも許している感じがします。あ、もちろんすごい真面目のすごい人もたくさんいるのでしょうけど。
それに反して日本は、自分がちゃんときっちりやるから、相手にもきっちりを求める社会の気がします。
私はどっちかというと適当な人間なので、正直この国のちょっとした緩さ羨ましいです。
メトロには時刻表ないし、平気でディレイするし、メンテばっかりしるしエスカレーターは動かないし。でもみんな焦らない。心の余裕があるのでしょう。
あと最近とても印象的だったのは
「メトロの中で音楽かけてダンス踊り始めた人」
「メトロの中ですごい大声で泣いちゃった子ども」
に対して電車の中の誰もが寛容であったことです。
ダンス踊り始めちゃった人(若者グループ)に対しては、おおすげーなーと見守る人、動画撮る人、去り際に拍手しちゃう人までいて、
大声で泣いちゃった子どもに対しては、向かいの席に座っている人がものすごくあたたかな笑顔を向けていました。
この国の全てがスバラシイ訳ではありません。
貧富の差はかなり激しく、仕事環境は厳しい(実績がないと就職できないなど)、すぐクビ切られる、病気になったら半端なお金では治療できず。私は多分この国で死ぬまで生きるのは無理だろうなと思います。
が寛容さは本当に羨ましい。。この半年で自分の気持ちを十分癒して帰国したいと思います。