リバーサルフィルムが好きです

リバーサルフィルムが大好きな管理人によるブログ。リバーサルフィルムの綺麗さを10000人に布教したい。カメラ:Lubitel 166+、Pentax KX。最近、セミイコンタが仲間入り。Instagram:akko0920jp

160806_きっかけ

フィルムを、つながったまま全部晒すと
そんなに本数撮れないので
すぐに投稿ネタが尽きる、という
至極当然なことに今さら気づいた私。苦笑

何かBlogで目立ってやろうとかそういうこと
考えてる訳ではないので別にいいのだが。笑


本日は、急にフィルムに手を出したきっかけをば。

 

2016年1~3月に、写真教室に行っていました。
3月の最終回が終わったとき、ワークショップが
あるよ、との案内をいただき、

5月6月、こちらの写真集をつくった写真家さん
にお世話になりました。
(正しくは、大変な面倒をかけた)

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集まった他の参加者さんは、みなもうすでに
自分の世界を持っていて
自分の世界なんかない、けどなんかやってみたい
みたいな不純な人は私ひとりしかおらず。

写真集を作って写真集飲み会で売ろう、という
ワークショップだったのですが
そのようなセミプロの人たちのなかで、
世界感のひとつもない私は大変焦り、脳内真っ白


直球、まっすぐ、自分に正直、思うまま
飾るな、変に考えるな、やりたいことだけやれ
上手いもヘタもないのだから
自分がやりたいことをやらないなら意味がない
そう話す、エネルギーの塊のような写真家さん

そんな感情ぶつけられた上で
おまえはなにがしたいのだ、と
聞かれたとき私が答えられたのは
「小さいときに見たキレイすぎるスライドを
 再現してみんなに見てもらいたい」
でした。



子どもの頃に見た「スライド」が好きでした。
シャーッっていう映写機の音
壁にうつるあかり
舞い上がるホコリ(笑

そして壁に映し出される
「若かりし頃の、髪の毛のある(笑)、父親
私と妹とで
「ギャハハハ、お父さんに髪の毛がある~!!!」
と爆笑したことが思い出されます。
(子供って残酷ですよね p^^;)

なんせポジフィルムが好きだったので
それをそのまま形にしたような「オブジェ」を作り
(もはや本ですらない物を売った変人がここに)
約10名くらいの人に気に入ってもらって
家に持って帰ってもらって、幸せ気分でWSを
終えました。

WSの間から終わるまでずっと考えてました。
なぜ私はポジフィルムが好きなのか。
なんせ、フィルムのこと考えるとオートで
涙が出てくるほど、WSのときの私は感情的でした。

考えながら、間にGWがあったので帰省して
実家に山と積まれたポジを見て
そのあとワークショップ終わるまで考えて
終わって半月くらいして、答えが見えました。

フィルムの写真には
「たしかにそのときその時間がそこにあった」
という確実性が宿っている気がしました。
それは、あとから編集できないから、であり
フィルムに形として残るから、です。

さらにポジフィルムには
「たしかにそのとき存在した時間」を
時空を超えて、
今このときに持ってくることができる力がある、
と思いました。

 

ポジのすごいところは、色再現そのままで
空とか海とか透ける所だと思っています。
たしかにあったあの時間、の向う側に
今この瞬間の光があって、
撮ったのは昔なんだけど、その風景が今ここに
あるかのように見えてしまいました。

25年も前に撮られた、私の母と、弟の写真を
見たときに、空も髪の毛も弟の服の質感も
あまりにリアルでびっくりして

同時に、そのフィルムの手前で、
自分の大切な嫁とこどもにカメラを向ける
25年前の父の感情を見たような気がしました。
(で、ひとり号泣)


 同時に、こういうのを自分でも作って
いきたいと思いました。
フィルムは、お金もかかるし、一発なので
別に上手い写真撮れる訳でもない自分が
手を出していいものだとは、思ってませんでした。

でも、別にフィルムはプロだけのものではないし
泣くほど好きなのに今まで何でやらずに
過ごしてきたのだろうと疑問に思ったのです。

例の写真家さんがWS中に言ってた
好きにしろ、やりたいようにやれ
写真は上手い下手じゃないから
そんだけ好きならそれをそのまんまやれ
に後押しされて
勢いでLubitelを買い
Lubitelだけでは運用費用がえらいので
写真の通り、普通のカメラもヤフオクで調達

今、そんなところです。

 

 

ポジで撮ろうと思って始めた
このブログの名前は
時間を超えるファインダー、です。

ポジフィルムは
何十年でも時間を超えて覗ける
「撮った人がその時見ていたファインダー」


時代には逆行してると思います。
一応電機メーカー勤め、製造ラインに関わって
いた私としては、状況が厳しいのはわかります。

でも、いつまでも残ってほしいのです。
フィルムカメラと、フィルム。
フィルムの放つ存在感には代わりはない、と
私は思います。